ここでは、BとBNシリーズの組み立て方法を簡単に説明する。
信号ケーブルの挿し込み:
BとBNシリーズのメイン基板には三つの信号出力端子が搭載されている。製品(B-100K/B-200K,B-100N/B-200N)によって使う端子が異なっている。詳細は、製品仕様をご覧ください。出荷された液晶自作キットは、信号ケーブルがメイン基板に差し込まれている状態で、そのままでご利用ください。信号ケーブルをメイン基板の出力端子に差し込む時に、必ずコネクタの白い標記スポットをビン1に合わせて差し込んでください。お間違い挿したら、基板の故障原因となりますので十分にご注意ください。
TTL信号ケーブル(B-100K)の挿し込み
LVDS信号ケーブル(B-200K)の挿し込み
TTL信号ケーブル(B-100N)の挿し込み
LVDS信号ケーブル(B-200N)の挿し込み
駆動電圧設定:
メイン基板に設置されている3.3/5.0V DIPスイッチは、駆動電圧の設定に使われるものである。DIPスイッチの位置は、AシリーズとBシリーズが異なっているので、「製品仕様《ページでご確認ください。このスイッチは、液晶パネルの仕様書(datasheet)に規定される電圧値をあわせて設定することが必要である。一般的にノート用液晶パネルが3.3V、デスクトップ用液晶パネルが5.0Vとなっている。電圧が正しく設定されない場合には正常作動しない可能性がある。両方の電圧モードでも正常作動する液晶パネルもある。
駆動電圧の設定
付属品の装着:
VIDEO&S-VIDEO端子や電源入力端子などの<共通基本付属品>とそれ以外の付属品とオプション部品を、それぞれのコネクタに差し込んでください。AシリーズとBシリーズでは、コネクタの位置が異なっているので、十分に確認した上で組み立ててください。各端子とコネクタの対応関係は、「製品仕様」ページにて記載しております。
Bシリーズ(B-100Kの場合)付属品とオプション部品の装着
BNシリーズ(B-200Nの場合)付属品とオプション部品の装着
液晶パネルを接続する:
信号ケーブルの液晶パネル側のコネクタは液晶パネルの信号入力端子に差し込むに使われるものである。まずは、その端子の形状が液晶パネルの信号入力端子と一致しているかをご確認ください。確認後、コネクタに合わせて奥までしっかり差し込んでください。接触上良の場合には、正常作動しない可能性がある。
通電前の再確認:
通電前には、上記の組み立てが正しく行われたかを再確認する。再確認終了後、電源仕様の確認を行う。液晶自作キットへの電力供給には 12VDCタイプの電源が要求される。ノート液晶パネルの場合に1.5A以上、デスクトップ液晶パネルの場合に3A以上のDC電源アダプタをご利用ください。電源がセンタープラス(+)のタイプなので、お間違いないてください。最後では、それれの部品を接触・ショットさせないよう配置する。
通電:
電源アダプタを電源入力端子に差し込むとOSD制御キーボード上のLEDが点灯する。最初に赤でON/OFFボタンを押すと緑に変わる。OSD制御キーボード上の「メニュー」(Menu)ボタンを数回押すと、液晶の画面に制御メニューが出てくる。
OSD制御キーボード
制御メニュー言語を選ぶ
明るさやコントラストを調整する
色を調整する
イメージを調整する
表示テストと画面調整:
パソコンの信号を入力させ、表示を確認する。(パソコンからの信号を入力させないとOSD制御キーボードのボタンを押しても画面が表示しないので調整は必ずパソコン信号が入力された状態で行ってください。)制御キーボードのLEDが点灯し、液晶画面が表示する。OSD制御キーボードを利用して、明るさやコントラストなどを調整することができる。輝度調整機能が搭載されているインバータであれば、明るさをスイッチによる調整することもできる。
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