iMO_avシリーズの機能及びセットアップ方法を説明します。
機能紹介
↑iMO_avシリーズはRTD2013Bベースの小型・安価なAVコントローラである。特徴:(1)VGA/VIDEO/S-VIDEO入力に対応、アンプ機能搭載、(2)制御プログラムの書き換え不要、ジャンパースイッチの組み合わせだけで様々な液晶の駆動に対応できる、(3)豊富な信号出力:LVDSの1ch/2ch6~8ビット、TTLの6~8ビット、(4)お買い求めしやすい価格
↑豊富な出力機能
↑メインプロセッサIC RTD2013B
↑パラメータジャンバースイッチ:4組、適当に組み合わせすれば様々な液晶に対応できる。
↑OSD制御キーボード接続端子(CN17、13ピン)、リモコン受光部接続端子(CN20、3ピン)
↑インバータ接続端子(CN19、6ピン)、電源端子(CN2、4ピン)
↑AUDIO入力ジャック(CN3)
↑内蔵スピーカ接続端子(CN4、4ピン)
↑VIDEO入力端子(CN8、2ピン)、S-VIDEO入力端子が実装されていないが、追加すればS-VIDEO入力に対応できる。
↑パネル駆動電圧設定ジャンパー:3.3vと5.0vの2モードに対応できる。
セットアップ方法
iMO_av自作キットの最少構成は
(1)メイン基板
(2)OSD制御キーボード及び接続ケーブル
(3)電源端子
(4)インバータ及び接続ケーブル
(5)信号ケーブル
となります。メイン基板、OSD制御キーボードと電源端子が共通ですが、信号ケーブルやインバータは駆動対象により仕様が異なります。
↓各部品の接続
iMO_avシリーズのセットアップには主に以下の設定・接続が必要です。
(一)電源を入れる前に
1.信号ケーブルの装着
LVDSタイプ(通常30ピン以下)信号ケーブルはCN12に差し込みます。TTLタイプ(通常31ピン以上)はCN13とCN15、もしくはCN10とCN14に差し込みます。液晶の信号端子が31ピン/41ピンの場合は、CN13に装着します。液晶の信号端子が60ピンの場合はCN13とCN15に装着します。液晶の信号端子がFPCケーブルタイプの場合は、CN10とCN14を使うことになります。信号ケーブル基板側端子に描かれている白い円状マークは1番ピンです。メイン基板の1番ピンにあわせて差し込む必要があります。
2.ほかの部品の接続
インバータやOSD制御キーボード、電源端子をそれぞれの対応コネクタに差し込みます。電源端子の挿し込み場所をお間違いないようにご注意ください。
3.駆動電圧の設定
iMO_avは3.3vと5.0vの液晶パネルに対応できます。液晶パネル仕様を確認の上、ジャンパースイッチJP1を設定してください。3.3vとなっているパネルの駆動電圧を、お間違って5.0vに設定しますと液晶や基板を壊す可能性があり、十分にご注意ください。
4.パラメータジャンパースイッチの設定
パラメータジャンパースイッチ(CN16)を組み合わせすれば様々な液晶[※1]に対応できます。
現在、確認された液晶は下記一覧表をご覧ください。
1はジャンパーをON(付ける)にします。0はジャンパーをOFF(取り外す)にします。
ジャンパーの変更は電源を閉じてから行ってください。
※1対応可能な液晶:解像度640×480~1280×1024、通常のLVDS 1ch/2ch、6~8ビットまたはTTL6~8ビット、必ずしもすべての液晶に対応できるわけではありませんのであらかじめご了承ください。
(二)電源を入れて動作を確認する
iMO_avシリーズ対応電源仕様は12VDC(センタープラス)です。通常2~4Aのものが必要です。
電源を入れる前に、上記の接続・設定内容をご確認ください。
接続・設定に問題がなければ、電源をメイン基板の電源ジャックに挿入します。
OSD制御キーボードのLEDが赤になり、ON/OFFボタンを押せば液晶の画面にブルー画面が表示されます。外部信号(パソコンやDVDのビデオ信号など)が入力されていない場合は、メニューボタンを押しても反応がありませんので画面の調整は外部信号を入力してから行ってください。
OSD制御キーボードのPC/AVボタンを押して外部信号を切り替えます。
信号入力モードにPC、AV1とAV2の三つになります。
入力された信号の種類に対応して選択してから画面が表示されます。
メニューボタンを押して画面を調整します。
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