私はPCは基本的に自作派である。特に仕事で使うものについては尚更である。どこかが故障したときに修理に出すのは時間も掛かるし、HDDを付けたまま修理に出すことに抵抗を感じる。自作でのデメリットは小型化が難しくノート型のようなものを自作するのは極めて困難なことである。出張など持ち運び用のものを作りたいのに限界を感じる人は多いのではないだろうか。
ジャンクLCDを立派にディスプレイにしてくれる、CoCoNet液晶工房の液晶自作キット。ありがたや。今回はそこのBシリーズを使うことにしたのは前の前の話。
何かと壊れたパソコンパーツが入手できる環境にいまして・・・、今回はずーっと前から一度は作ってみたかったノートパソコンの液晶部分だけを取外して、ディスクトップ用のモニターとして使えるような改造をすることにしました。
先日、お客さんから要らなくなったノートPCの液晶部分だけいただいたんですよ。私の使っているLaVieJシリーズの先代モデルの液晶です。早速ばらしてパネルを見てみると、東芝のLTM12C505Nでした。早速データシート漁ろうとするも全然見つからない('A`)とりあえず、このパネルは入力信号がLVDSです。私が今まで車載PCで使っていたNL8060BC26-13はTTLだったので、その駆動ドライブに使っていたA-100Kもそのままでは使えません。
ずいぶん前のことですが、さんから Macintosh Classicの抜け殻(筐体)を譲ってもらいました。当然この筐体でPCを作ろうと思っていたのですが、使おうと思っていたパーツが収まらなかったりで、諦めて数年放置しました。しかし、最近になって小さいマザーボードや液晶自作キットなどが手に入るようになり、稼動するところまで来ることができました(8/14/2005 火入れ)。
■製品名:DSP133LH41
■製作時間:設計1週間、製作1日
■利用状況:メインはデジタルハイビジョンレコーダーのモニターとして。その他プレステ、HDDマルチメディアレコーダーのモニターとして利用。また時々PCのモニターとしても活用。
■材質:全て木材(一部廃材:特に脚の部分は子供の勉強机の椅子背あて部分を利用)
■工夫した点:寝転んで見る場合の上下角調整用にクサビ型ストッパーを作成:キャスター付の台座で移動が楽
■今後の製品希望:D4端子を搭載したハイビジョン対応液晶キット
昔から液晶モニタ自作キットを売っているAitendo's電子工房(開発企業は(株)秋葉原、直営店舗はCoCoNet液晶工房)にはさまざまな製品があります。が、パソコン用で特殊なサイズの液晶パネルは、あまりないようです。
さらに探してみると、五州貿易(ネクストロ)で、IDTechのN150U3というパネルが新品で売っているのを発見しました。五州貿易は、昔はMac用の改造パーツを主に扱っていましたが、最近では液晶関連製品も扱っているようです。ただ、2006/09時点で、この店にはN150U3に対応しDVI入力のあるコントローラはなかったので(ソフト書き込み代行サービスもやっているようなので、物があれば楽でした)、Aitendoの製品を組み合わせることにしました。
このW2600の制御基盤以外は正常だと思いましたので液晶パネル、電源ユニットを利用して自作PC用モニターを作ることにしました。
さて、ここからが本題と言えるかも知れません。CoCoNet液晶工房の通販サイトaitendo's電子工房@SHOPPINGで液晶自作キットを購入しました。
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